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第106回気体分子オークション6400/鵜飼悠個展『浮舟』 [Multi-Layered Art]

第106回 気体分子6400
鵜飼悠個展『浮舟』
(締め切り4月22日金曜日21:00)

ukibune_1.jpg

アーティスト:鵜飼悠
作品題名:浮舟1
制作年:2011年
ペーパーサイズ: 210×297mm
素材: 顔料インクジェット EPSON写真用クリスピア 高光沢

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
No.106【110413_01】鵜飼悠 「浮舟 #1」
入札開始価格:4,000円
即 決 価格:20,000円



ukibune_2.jpg

アーティスト:鵜飼悠
作品題名:浮舟2
制作年:2011年
ペーパーサイズ: 210×297mm
素材: 顔料インクジェット EPSON写真用クリスピア 高光沢

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
No.106【110413_02】鵜飼悠 「浮舟 #2」
入札開始価格:4,000円
即 決 価格:40,000円



鵜飼 悠さんの登場です。
立教大学の社会学部を中退したの写真家です。

経歴を送ってもらった所、すでに多くの展覧会を、しかもニューヨークでもやっているので、驚きました。

鵜飼悠
1986年7月3日
東京都生まれ
立教大学社会学部現代文化学科中途退学

展覧会歴
グループ展
2006年 
tinyvices,  Spencer Brownstone, NY, NY
THE EXPOSED of the art vol.1 PHOTOGRAPHS Curated by NOBORU TSUBAKI x SHIGEO GOTO, 海岸通ギャラリーCASO、大阪
tinyvices, as part of a group show "25 Bold Moves", NY, NY
tinyvices, University of Wiscounsin, Oshkosh
tinyvices, Studio Bee, 東京

2007年
THE EXPOSED of the art vol.2 PHOTOGRAPHS [OVEREXPOSED] Curated by SHIGEO GOTO + ASP, 海岸通ギャラリーCASO、大阪
THE EXPOSED of the art vol.2 PHOTOGRAPHS [OVEREXPOSED] Curated by SHIGEO GOTO + ASP, Punctum、東京

2008年
たまたま6「フィクション2ー”松前君の(愛の)日記帳2008”」2008年、”メディア・アーティスト宣言”した大木裕之の、めくるめく二日間、武蔵小金井アートランド、東京
THE EXPOSED of the art vol.3 PHOTOGRAPHS [PhotoDazE] Curated by SHIGEO GOTO + ASP, 海岸通ギャラリーCASO 、大阪
ANTI-HRO、Mountain Fold Gallery, NY, NY
THE EXPOSED 2008 at G/P gallery PhotoDazE: guest curator Shuhei Sato, G/P Gallery, 東京


2009年
ZAIMIZAMZIMA エキシビジョン・フォーラム、ZAIM、横浜
たまたま7、武蔵小金井アートランド、東京
THE EXPOSED #4 PROJECTion, 海岸通ギャラリーCASO、大阪
たまたま7.5『ネオキュビズム宣言』、武蔵小金井アートランド、東京


2010年
たまたま8 ネオハイブリッド宣言 0(ゼロ)とSPICE フィクション4、武蔵小金井アートランド、東京
飛伝展、Tambourine Gallery, 東京
明るい部屋×CULTIVATE×黒目画廊 企画「コミュニケーション展」、企画ギャラリー・明るい部屋、東京
untitled/image, CULTIVATE, 東京
『ネオハイブリッド宣言2 「家と躯(カラ、ダ!)」第3次世界大戦をのりこえるためのLOCALな道』、Vacant、原宿
たまたま9.0(ネオキュビズム、ネオハイブリッド)、武蔵小金井アートランドF.S.A.L(フリースペース・アートランド)NEXT HOLD 武蔵小金井→吉祥寺「(仮)成道未空庵」、東京
photo exhibition, Pulp Pictures, 大阪


2011年
画像建築展、マキイマサルファインアーツ、東京
フューチャー派展、企画ギャラリー明るい部屋、東京
sense of gay、community center akta, 東京
たまたま9.03 やまやままやかし!、武蔵小金井シャトー2F(ニーエフ)、武蔵小金井、東京
たまたま9.03 ヒメゴト、成道未空庵、東京


高橋恭司との二人展
2009年
有浮洞、大津ギャラリー、横浜
真去真、youngtree press、東京
座耳、 Vacant、東京
亜良人、Gallery Niepce、 東京
羅伝、tomorrow、東京
時来、Roonee 247 Photography,  東京
残香、Totempole Photo Gallery, 東京 
地来矢、マッチアンドカンパニー、東京

個展 
2009年
Photographs, Mountain Fold Gallery, NY, NY


映像作家の大木裕之さんの紹介で知り合って、大木さんの「たまたま」というイベント企画で、何回かご一緒して、今年の正月には彦坂尚嘉企画の『画像建築展』にも出品してもらいました。

鵜飼悠 建築画像展でのインタビュー 2011年



鵜飼悠の写真作品に特徴的なのは、想像界と現実界が、超次元から6400次元まであることです。

彦坂尚嘉責任による
鵜飼悠 「浮舟 #1
]の芸術分析


《想像界》の眼で《超次元〜第6400次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《第8次元》のデザイン
《現実界》の眼で《超次元〜第6400次元》の《真性の芸術》


《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現。
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現。


《シリアス・アート》と《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。つまりシーニュである表現。
理性脳と原始脳の同時表示。

《透視画面》と《原始平面》の同時表示。
 オプティカル・イリュージョンと『ペンキ絵』の同時表示。
【A級美術】と【B級美術】の同時表示。

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》《形骸》《炎上》《崩壊》の全概念梯子が有る。

《原大衆芸術》《原イラストレーション》《原デザイン》《原シンボル》の概念梯子が無い。

芸術とキッチュの同時表示。

作品空間の意識の大きさが《グローバル》である。
《愛玩》《対話》《驚愕》《信仰》《瞑想》の全てがある。
情報量が100である。
クリエイティヴである。




一般的に言って、超一流があって、しかも第6400次元まであるという作品とか人物というものは、良かれ悪しかれ「おもしろい」ものです。面白さというのも色々あるのですが、「おもしろい」という書き言葉に対応するものの優れた作品には、超次元から6400次元まであるものが多いのです。6400次元を見つけて、昔評価していたものを、おさらいして見直していくと、このような事が言えるのです。

たとえば昔、1976年にピンクレディが「ペッパー警部」でデビューした時に、私は面白いと思いました。今、YouTube画像で見直して、芸術分析してみると、ピンクレディの歌には《第3次元 コミュニケーション領域》から《第6400次元》までがあります。

ピンクレディ 《第3次元〜第6400次元


ピンクレディの下手な踊りと歌に、「おもしろい」という感覚を生うみだしているものが、第6400次元》への下降性なのです。前のブログでも書きましたが、この人間の社会の中で「格」というものが一番高いのは《第1次元 社会的理性領域》なのであって、第6400次元》というのは、人間性の中でもも一番低いおぞましく、矮小で、低級なものなのですが、そこまでに下降しきったものが「おもしろい」という感覚を生み出し、見る観客に解放の喜びを与えるのです。芸術の本質は、この人間の抑圧されている最下層のおぞましさに作品鑑賞を通して解放を与える事です。


芸術作品や、人物には「おもしろい」ものと、「つまらない」ものがあって、「善い作品」であっても、「つまらない」ものはつまらないのです。

日本の写真史の中で善い作品」ではあるけれども「つまらない」写真、代表は木村伊兵衛です。例えば次のような作品です。

f0033906_0292670.jpg
木村伊兵衛 《第6次元 自然領域》の《真性の芸術》

つまらない善い作品

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木村伊兵衛 《第6次元 自然領域》の《真性の芸術》

つまらない善い作品

 この世の中には、つまらない作品が溢れています。しかし人間は実はつまらない作品が大好きなのです。それが何故なのかは難しい問題ですが、人間自体がつまらない存在であって、つまらない人間は、「つまらない」作品が大好きだし、「つまらない」作品を見ると安心するのです。
それは人間が社会を生きるのに必死で、そのためには《第1次元 社会的理性領域》の抑圧に耐えて、それに適応しようということを一番大切に考えているからです。

(かに)は甲羅(こうら)に似せて穴を掘る」と言いますが、人はその身分力量にふさわしい言動をしたり望みを持ったりするように、自分の力量にあった芸術作品を愛好するのです。日本人の多くが、木村伊兵衛のような《第6次元 自然領域》の「つまらない善い作品」を好きなのは、日本人の多くの人が自然的な野蛮人としての人間であって、しかし社会的理性の《第1次元 社会的理性領域》に適応する人間として善い人として人格を形成しているように見せかけるのに汲々としているから、第6400次元》に至までの自分自身の下品さや性悪さ、下劣さを覆い隠して抑圧して見ないようにしているからなのでしょう。

木村伊兵衛の作品は、《第6次元 自然領域》であっても、《真性の芸術》ですので、もちろんこれを芸術として鑑賞して良いのです。ですから私の言い分は、また他人の神経を逆撫でする言説であって、善くないとは言えますが、しかし、私は木村伊兵衛を、本当につまらないと思っているのです。そして、このような実例を出さないと、鵜飼悠という、まだまだ若い、海のものとも山のものとも分からないアーティストの魅力を、説明できないからです。

つまり鵜飼悠の作品は「面白い良い作品」なのです。人物にしても《超次元》から第6400次元》までの全人格領域をもっている面白い人です。言い換えれば、日本社会の中でつまらない善い人」として生きる事から脱落して生きているアウトサイダーなのです。

彦坂尚嘉が、鵜飼悠と知り合ったのは、藤沢の気体分子ギャラリーの展覧会を鵜飼さんが見に来てくれたのが縁で親しくなりましたが、最初の印象は作品ではなくて、この人格的な魅力でした。

ただし、象徴界は8次元です。その意味で、まだ若いのです。ピカソもゴッホも若い時は8次元でしたから、鵜飼悠が《第8次元》であっても当然であって、これからが期待できる写真家です。

【つづきは下記をクリックしてください】

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スティーブライヒの処女作/It's Gonna Rain [Multi-Layered Art]

スティーブライヒの処女作/It's Gonna Rain
この音楽には《超次元〜6400次元》までの重層性がある。

 彦坂尚嘉による「アートの格付け」を考えるブログというのは、第41次元から始まって、ついにこのブログも第6400次元まで来ました。


 最初の彦坂尚嘉のブログがテーマにした「第41〜50次元」というのは、東映ヤクザ映画のような領域です。これだけでは下品です。

 

ヤクザとモナリザ.jpg

ヤクザ     と     モナリザ


「第41〜50次元」      《超次元〜50次元》

 

 

 レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」という作品も「第41〜50次元」を持っているのですが、単独ではなくて《超次元〜50次元》という重層生として持っているので、厚みとしてあると優れた表現になるのです。(とは言っても、重層的になると重くなったり、ちゃんとしていて、気晴らしを求める人には嫌がれます。つまり伝統的な古い層を欠いた

一番新しい領域の単層か、数層のものが、若い人には好まれてヒットします。)

 

 

 つまり下品な領域は、それだけでは下品でくだらないものなのであったり、時代の流行の表層であるに過ぎないのですが、芸術作品の中で古層から新層までが重層化すると、人間の深みをもった、かけがえのない表現になるのです。

 

 ですから「第3201〜6400次元」というのは、41流よりももっと極限的に下品で矮小で流行的で、若い人がこのむ世界なのです。実例をお見せしますと、このわたしのブログのスキンとして試作したものが「第3201〜6400次元」になっています。

 

スクリーンショット(2011-04-10 23.40.51).png

 

「第3201〜6400次元」の表現


文化や人間精神というのは、平等に均等なものではなくて、善し悪しというものがあって、質に差があるものなのです。これを《格》の差異の問題として見ようという試みが、このブログなのです。


芸術分析というのは、格だけではなくて、実にたくさんの要素があるのですが、格の研究が明らかにするのは、格というのは、実は人間の脳の中にある重層の構造であるという事です。


分かりやすく言えば、心の構造であって、立派な面もあれば、卑しい面、汚くいディメンション、ひどい次元もある地下深くまで階層のある巨大な超深層ビルが、人間の心の中であり、脳の中の空間なのです。


その一番上が《超一流》の超次元なのですが、社会を形成している平面はその下に広がる一流の《第1次元》領域なのです。


その格は、超一流作品が生まれる《超次元》や、《一流》と呼ばれる社会的理性の芸術が存在する《第1次元》が一番高い領域で、二流、三流と次第に下品な瑣末なものに下降していきます。《第6次元》というのは自然領域です。《第51〜100次元》というのはキッチュの領域です。


《第101〜200次元》というのは情報化社会のバーチャルリアリティの領域です。こうして下降をつづけると、ついに第6400次元という、もっとも下品な足の裏のようなところにまでたどり着くのです。つまり《第6400次元》というのは無知無能なゴミのような人間の最悪な領域なのです。


わたしは、普通に日本語で言う「1流」とか、「2流」という格の差を、より学問的に精密に厳密に分析しようという考え方を押しすすめるのに、方法として、言語判定法という方法をつかいました。

 

言語判定法というのは、言葉がもつ認識能力を使った方法で、3年ほどの訓練をすれば、誰でも使えるようになる方法です。実際社会の中では、値踏みをする時に使われています。わたし自身も、この値踏みの方法として教えられたものです。

 

もう一つの方法としては、イメージ判定法がありますが、イメージ判定法で見て判断する事と、言語判定法で判断する事が、食い違う例がたくさんあります。つまりイメージではない言語を使った判断の優越性が、言語判定法の特徴なのです。

 

この言語判定法を使うと、たとえば子供の描く絵は、ほぼ例外なしにすべてが《第6次元 自然領域》の表現なのです。そしてまた、狩猟採取段階の無文字社会の美術作品、たとえばアボリジニの美術や、アフリカのニグロ彫刻、日本の縄文中期までの土器、たとえば岡本太郎が褒めた火炎式土器なども《第6次元 自然領域》なのです。さらには、大自然すべてが、《第6次元 自然領域》なのです。道ばたの雑草も、空の雲も、壮大なナイアガラ瀑布も、宇宙の大星雲も、全てが《第6次元 自然領域》です。つまり私たち人間が、自然生で生きている具体的な世界が《第6次元 自然領域》であって、実はこれしか人間にとって直接的な現実の世界はないのです。それをフッサールという哲学者は「第一次生活世界」と呼びました。


第一次生活世界がすべてなのですが、ところが、これを鏡に映すと、ちがった広がりが生まれるのです。湖に映った山の姿は逆さまになりますが、この水面の鏡像現象が、人間の精神や文化を創って来たのです。そのことを説明します。

 

switzerland-mountain-lake.jpg


 文字が出現して、定着して農業が始まる文明になると、エジプト美術でも、日本の弥生文化でも《超次元〜第6次元》の美術が主流になります。この文明の発生の根本にあるのは、書き文字というリテラシー(識字)が登場する事で生まれる、鏡像世界としての文明なのです。つまり《第6次元 自然領域》の世界を、文字というリテラシーによって記述し記録する事で、文字という鏡に第一次生活世界が映し出されて、その鏡の像としても文字の表現による抑圧が生まれたのです。抑圧というのは、モーゼという人が神からもらったという十戒という法律になって現れるからです。そこには禁止の法律が書いてあったのです。

 

  1. 主が唯一の神であること
  2. 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
  3. 神の名を徒らに取り上げてはならないこと
  4. 安息日を守ること
  5. を敬うこと
  6. 殺人をしてはいけないこと
  7. 姦淫をしてはいけないこと
  8. 盗んではいけないこと
  9. 偽証してはいけないこと(を言ってはならない)
  10. 隣人の家をむさぼってはいけないこと

 

 

 

つまり書き文字というのは、人間の自然なありようを縛って、抑圧するものとして登場してくるのです。

 

 


このような分析を具体的な作品を対象にしながら、こまめに格付けをしていきますと、今日の情報化社会になると《第101次元〜第200次元》のバーチャル・リアリティの表現をもつものが多数出現してきます。この段階にまで分析が進んでくると、その格の生まれてくる構造が分かってきます。つまり人類の歴史の中で、文字から数式へ、数式からコンピューター言語へと、宗教から自然物理科学へ、自然物理科学から複雑系の科学へと、とテラシーの発達を介した鏡像システムの拡大かのプロセスが理解できるようになります。そうすると、この鏡像システムの機械的な折り返しを予想できるようになります。つまり《第400次元》《第800次元》《第1600次元》《第3200次元》《第6400次元》という設定が予想できるようになるのです。




 《第6400次元》という数字の大きさは、笑い話を通り越して、狂気も駆け抜けて、超越的な直感の世界に達するものなのです。つまり人間の足の裏にある湿り気のような感覚のまでをもとらえる、総合的な表現なのです。実際にこの第6400次元について思考は、《格付け》というものが人間の脳内リアリティの構造であるということが分かるようになって、その脳内の極限を、自分自身の頭脳世界に探していって、見出したのです。つまり自分の脳の中にジャンプして入って、潜水をするように脳の内部にもぐって探索していって、その底として6400を見つけたのです。


 そして外部にそれを探そうとして、最初に見つけたのが、ヘーゲルの顔でした。


hegel.jpg

ヘーゲル


超次元〜6400次元


吉本隆明と並べると、その違いがわかります。


ヘーゲル吉本隆明.jpg

 

吉本隆明         ヘーゲル


《第6次元 自然領域》    《超次元〜6400次元



日本人の多くから見れば、吉本隆明は良い人で、ヘーゲルは悪い人と言う事になります。しかし格の差というのは大きくて、吉本には《第6次元 自然領域》しかなくて、厚みがないのです。ヘーゲルには超次元〜6400次元》の厚みがある。人間の厚みの差という面で、人を見ないといけないのです。


 《第6400次元》を見つけると、実は次々に見つかるようになっていきます。その生で、ずいぶんと認識がひろくなり、刷新されて来たので、ブログの題名を改めて内容の転換と充実をはかって行きたいと思います。ブログを新たにすることのご不快はあるとは思いますが、3、11の東日本大震災と福島原発事故という大変動による歴史的は変動もあるので、ブログの刷新をどうぞよろしくご理解いただく事をお願いいたします。


 このブログの彦坂尚嘉の顔写真ですが、これは建築家の高橋堅さんの写真を使わせていただきました。高橋堅さんは、写真表現にも積極的でいらっしゃいます。全図も掲載しておきます。


hikosaka01.jpg

撮影:高橋堅



 《第6400次元》まである芸術の世界がなんであるのかは、おいおい、この『アートの格付け』で明らかにして書いていこうと思っています。


  つまり彦坂尚嘉が考える『アートの格付け』というのは、《超次元》から《第6400次元》まであるという極めて重層的なものなのです。

 

 この重層的な芸術を分析していくのですが、分析の中心を、アメリカ美術と、ルネッサンスの美術において行こうと思います。


 日本美術について語ると、人間関係がまずくなるという、難しさと不毛さがあるので、この6400次元のブログでは外そうと思います。


 日本社会は厚みがなくて、世間体的なことが重要で、その配慮の方が、すべてのことよりも重要なのです。その意味で、日本は、一つの団体展のようなものです。団体展の作品を、学問として芸術分析をしてみても、生産性はないのです。なぜなら、芸術である事が重要なのではなくて、社会的な関係が重要であるからです。

 

 そうは言っても、日本美術の中で、私が高く評価する少数の作家や作品は取り上げようと思っています。


 さて、冒頭に上げたYouTube画像に触れておきます。

 これはスティーブ・ライヒという、アメリカのミニマル・ミュージックの作曲家の最初の音楽です。1965年です。ただ音楽としてCDで収録されている音とは、YouTube画像の音源は違います。「It's Gonna Rain/雨が来る」といのは、ユダヤの予言者が、大洪水になって世界が流されるというノアの箱船的な世界の終末の予言を、繰り返しリピートしていった音楽です。このYouTube画像が、原爆の画像と重ねているわけです。


この「It's Gonna Rain」という音楽には、超次元〜第6400次元までの重層生があります。ミニマリズムの音楽というと、モダニズムの音楽と普通考えるのですが、モダニズム音楽とは言えないユダヤ的な土着的な厚みと薄汚さがしみ込んだ曲で、ライヒのユダヤ人としての出自を良く象徴している処女作です。この、超次元〜第6400次元までの重層生は、晩年の「Different Trains (1988)」というホロコーストを描いた曲にも連続しています。つまり第6400次元》というのは、18世紀啓蒙主義を背景にしたモダニズムの理性主義が排除した”おぞましさ”の世界なのです。


 人間的なあつみというのは、この”おぞましさ”と深くかかわっています。


スティーブライヒ1988年/Different Trains
この音楽には《超次元〜6400次元》までの重層性がある。




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